2021年、世界のGDPに占めるロシアの割合は3.8%となり、日本(3.7%)とドイツ(3.4%)を追い抜いた。2021年のロシアの購買力平価GDPは5兆7000億ドル、日本は5兆6000億ドル、ドイツは5兆2000億ドル。
スプートニクの計算によると、次の2年間も状況は変わらなかった。ロシア経済は2022年に6兆ドル、昨年は6兆4500億ドルに成長した。一方、日本の購買力平価GDPは2022年は5兆9000億ドル、2023年は6兆3000億ドルに、ドイツは5兆50000億ドル及び5兆9000億ドルにそれぞれ増加した。
世界銀行は2022年末の時点での世界の全諸国のGDPを評価し、ロシアがドイツを追い抜いて世界第5位の経済大国になったと報告した。一方、購買力平価の計算は2017年のデータに基づいていた。