中国国防相がアジア安全保障会議で米国をけん制、台湾との引き離しを目指せば「自滅」

アジア太平洋地域諸国は覇権主義が地域に害を及ぼすことを許し、新たな冷戦がこの地域に侵入することを許さない。中国の董軍国防相はシンガポールで開催されている安全保障会議「シャングリラ対話」の演説で次のように述べた。
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「我々は覇権主義と暴力的政治がアジア太平洋地域に害を及ぼすことを許さず、地政学的紛争、冷戦、熱戦がこの地域に侵入することを許さず、いかなる国や勢力もここで戦争や混乱を引き起こすことを許さない 」
さらに中国は地域諸国の戦略的独立と地域諸国による安全保障問題の自主的解決を支持すると付け加えた。
また、台湾について触れ、「台湾を中国から引き離そうとする者は、必ず自滅する」と述べ、関与を強める米国を念頭にけん制した。
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