HTBなどによると、現行では「保護」に主眼が置かれており、約460頭の「捕獲上限」を定めている。一時は絶滅の危機が囁かれていたためだが、生息数は回復。2022年度末の道内の推定生息数は1万2000頭で、30年前に比べると約2.3倍に増えている。近年ではクマに人が襲われる件数や農業被害額が増えていることを受け、今後の対策のため頭数抑制を目指す。