米国防長官、在日米軍司令官の格上げ案を検討

米国防総省のロイド・オースティン長官は現地時間3日、訪問先のシンガポールで記者団に対し、在日米軍司令部の司令官を中将から大将に格上げする案について「詳細に検討している」と明らかにした。日本の各メディアが報じた。
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日米は4月に行われた首脳会談で、自衛隊と在日米軍の指揮統制の連携強化について合意した。
5月10日に成立した改正自衛隊法に基づき、日本は2025年3月までに、陸海空の3自衛隊を一元的に指揮する「統合司令部」を発足させ、司令官を置く。NHKによると、米国防総省はこれに伴い、そのカウンターパートとなる司令官をどこに配置するかなどについて複数の案を検討しているという。
日米で司令官の階級を同等にすることで、指揮統制の連携を強める狙いがあると指摘されている。
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