改正子育て支援法が成立 一人あたりの負担額は平均450円

岸田首相が肝いりで進める少子化対策の「子ども・子育て支援法」改正案などが5日、参議院で通過し成立した。新設される「子ども・子育て支援金制度」などの財源確保のため、医療保険料に上乗せして徴収する。日本の各メディアが伝えた。
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読売新聞などによると、改正後は児童手当の所得制限が撤廃されるほか、支給期間を「高校生年代」まで延長。親の就労の有無に関わらず子どもを保育施設に預けられる「こども誰でも通園制度」を創設する。
国民一人あたりの負担額は、所得や加入する保険によっても異なるが、平均で月約450円。年収600万円だと月約1000円とも試算されている。政府は保険料を増やすものの「実質的な負担にはならない」と説明している。
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