注意!サウナ事故件数が増加、足の指5本切断も=消費者庁

消費者庁は5日、人気が高まっているサウナでの事故が急増しているとして注意喚起を出した。なかには死亡例や足の指5本を切断した事案もあった。同庁によると、2014年からの10年間で、78件のサウナでの事故が報告されたが、そのうち20件が2022、23年と近年増加傾向にある。死亡例も2件あった。
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具体的な事故例(抜粋)

サウナを利用中、熱いと思ったものの10分間ヨガのポーズをとり続け、臀部にやけどを負った(20代女性)。
スーパー銭湯のサウナ室で、座った状態で意識を失った。マット交換のため入室したスタッフが異変に気づき、救急搬送された。意識を失っていた時に接していた部分に重度のやけどを負っており、右足の指を5本切断。皮膚移植のため2度手術した(70代男性)。
宿泊先にある浴室内のサウナから出たところ、頭がくらくらしてきた。露天風呂で涼もうとドアノブを掴もうとした際、足を滑らせ顔面から転倒し、前歯が抜け落ちた(10代男性)。

事故防止のための心得

絶対に無理をしない
掲示されている入浴上の注意事項を確認
出入りでの急な動きに注意
十分に水分を摂取
汗をかき、動悸がしたら退出
直後の水風呂は禁止
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