報道によると、20万枚のビラを10個の風船で飛ばしたという。ビラの他に韓国ドラマや音楽が入ったUSBメモリーも飛ばされた。
韓国統一部は以前、「表現の自由を保障するということが憲法裁判所の決定のため、その趣旨を尊重しアプローチしている」と説明。一方で「自由北韓運動連合」の朴相学代表は、金正恩氏が風船を飛ばしたことについて謝罪しなければビラ散布を再開する計画だと明らかにしていた。
北朝鮮は5月28日から6月2日にかけ、15トンの汚物をぶら下げた3500個の風船を韓国の方角に向けて飛ばした。北朝鮮のキム・ガンイル国防次官は2日、この行為は報復措置に過ぎないため、暫定的に停止するとの談話を発表した。ただし、韓国が再びビラを拡散するのであれば、再び汚物風船を飛ばすと警告している。