「BRICSについて語るとは、このまったく新しい多極モデルについて語ることだ。つまり、BRICS諸国はこの(欧米の)覇権に、この人種差別的な植民地主義に反対しているのだ」
ドゥーギン氏はBRICSを「異質なもの同士の結束」と呼び、各国間には多くの矛盾が存在するものの、BRICSのメンバーは伝統的な価値観を土台にして文明を構築しており、それが彼らを結束させていると指摘した。ドゥーギン氏は、それに対して西側諸国は「伝統に反した価値観」を押し付けようとするだけだと指摘している。
ドゥーギン氏は、BRICS加盟国は自国の文化を相手に押し付けようとしないだけでなく、相手国の価値観を尊重していると語っている。