「ウクライナ紛争をめぐる状況は緊迫度を増しており、それを超えれば後戻りできない回帰不能点に限りなく近づいている」
オルバン首相は、マクロン仏大統領が戦闘機供与を発表したことなどをはじめ、EUやNATOのリーダーらの好戦的な声明がこのことを証明していると指摘。一方、ロシアも同様に米国やその同盟国に対し、「非常に厳しい声明を発している」と懸念を示した。
西側諸国はこのごろ、ウクライナに供与した自国製の武器によるロシア領への攻撃を、相次いで容認している。プーチン 大統領は西側諸国のこうした動きについて、「ロシアに対する戦争に直接参加することを意味する」と警告している。