消費者庁、ステマで初の措置 グーグルマップに評価でワクチン割引

グーグルマップに高評価をつけるのと引き換えに、来院者にインフルエンザワクチン接種の割引を行うと伝えたのは景品表示法に反するとして、消費者庁は7日、東京都の医療法人「祐真会」に措置命令を出した。「ステルスマーケティング」の規制が始まってから初の行政処分だという。
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共同通信などによると、祐真会運営の「マチノマ大森内科クリニック」では昨年10月2日~17日まで間、ワクチン接種者に対し、マップ上のクリニックの評価投稿で星4~5をつけることを引き換えに、接種費用を550円割引することを伝えていた。
これら口コミは「事業者の表示」にあたるが、マップを見た一般消費者にはそれが判別できない不明瞭なものだとして、ステルスマーケティングと認定した。今回認定された投稿は45件で、全て星5だった。
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