ザハロワ氏は、米国が何のために核軍拡が必要なのかは、米国民がホワイトハウスに聞くべきことだと指摘した。
ザハロワ氏は、米国が内政問題の解決にまたもやロシア関連のテーマを持ち出したことは、米国が劣勢にある証拠だと語っている。
「ロシアはどんな相手とのいかなる対話も停止してはこなかった。関係を絶ったのはロシアではない。それに、エネルギーの結びつきを切ったのだって、ロシアではない。対話のプラットフォームを終了させたのもロシアではない。ロシアは最も困難な状況にあってさえも、対話の余地はあると常に宣言し、そうしたアプローチを実践の場でなんども発揮してきた。だから、ロシアへ対話を呼びかける意味はない。ロシアが対話を断ったことは一度もないからだ。このことは、ロシアの外交コンセプトの一部なのだ」