両国の撤退協定によると、米軍は2024年9月15日までにニジェールを完全撤退する。ニジェールでは2023年7月、親欧米政権に代わり、親露政権が発足した。地元住民の抗議活動を受け、先にフランス軍が撤退し、続いて米軍も撤退する形となった。ロシアとニジェールは2024年1月、軍事協力強化に合意し、100人のロシア軍教官がニジェールに到着したほか、ロシアの防空システムも導入された。