内閣府が10日に発表した2024年1~3月期のGDPの改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%減だった。NHKなどによると、最新の統計を反映した結果、企業の「設備投資」は前期比で速報値の0.8%減から0.4%減に上方修正された。一方、GDPの半分以上を占める「個人消費」は速報値と変わらず前期比0.7%減だった。長引く物価高に加え、自動車メーカーの認証不正問題に伴う生産停止が背景にあるとされる。