欧州議会選挙 欧州人民党がリードを広げる

6〜9日に投票が行われた欧州議会選挙で、欧州委員会のフォン・デア・ライエン現委員長を支持する欧州人民党(EPP)はリードを広げ、191議席を獲得している。欧州委員会の報道部が生放送内で発表した。
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10日未明に更新された暫定結果では、中道左派の「欧州社会・進歩同盟(S&D)」が135議席、中道の「欧州刷新」と続いている。
一方、イタリアのメローニ首相らが率いる右派の「欧州保守改革党(ECR)」も71議席、フランスの極右・国民連合(RN)などが所属する会派「アイデンティティーと民主主義(ID)」も58議席に拡大している。
ベルギー紙「エコー」によると、フォン・デア・ライエン氏は右翼と左翼の過激派に歯止めをかけたいと述べたという。
フランスのマクロン大統領は、欧州議会選挙で右派の野党「国民連合」がリードしているとの暫定結果発表を受け、国民議会(下院)を解散し、早期選挙を実施することを決定した。
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