水産庁は、ナガスクジラの北太平洋における資源量が十分であると判断。捕鯨は日本の領海と排他的経済水域(EEZ)内の特定海域に限定し、今年の漁獲枠は国際捕鯨委員会(IWC)の算出方法に基づき59頭とする。審議会では異論がなく、水産庁は7月に正式決定する方針。日本は2019年にIWCから脱退。ミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラの3種を対象に北西太平洋で商業捕鯨を再開していた。