日本の商業捕鯨、ナガスクジラも対象に 今年59頭

日本における商業捕鯨の対象種が、「ナガスクジラ」を新たに含む4種に拡大されることが11日、水産庁の審議会で了承された。商業捕鯨再開から5年、対象種の追加は初めてとなる。NHKが伝えている。
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水産庁は、ナガスクジラの北太平洋における資源量が十分であると判断。捕鯨は日本の領海と排他的経済水域(EEZ)内の特定海域に限定し、今年の漁獲枠は国際捕鯨委員会(IWC)の算出方法に基づき59頭とする。
審議会では異論がなく、水産庁は7月に正式決定する方針。
日本は2019年にIWCから脱退。ミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラの3種を対象に北西太平洋で商業捕鯨を再開していた。
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