各報道によると、遭難者の年代別の内訳は、70代が790人と最も多く、60代以上が全体の49%を占めた。2022年までの5年間の平均と比べると、遭難者の数は富士山で90%増、高尾山で68%増など、観光地として人気のある山での遭難が増加した。また、遭難した外国人の数は145人と最多で、前年から139人増えた。最多更新は2年連続。共同通信は「新型コロナウイルス禍に伴う行動制限が緩和されたことの影響が継続したとみられる」と指摘している。