2023年の山岳遭難者数が過去最多に 訪日外国人の遭難者数も最多

警察庁のまとめによると、2023年に全国で発生した山岳遭難の件数は3126件(前年比111件増)で、遭難者の数は3568人(同62人増)となり、統計が残る1961年以降最多となった。死者・行方不明者は335人だった。
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各報道によると、遭難者の年代別の内訳は、70代が790人と最も多く、60代以上が全体の49%を占めた。
2022年までの5年間の平均と比べると、遭難者の数は富士山で90%増、高尾山で68%増など、観光地として人気のある山での遭難が増加した。
また、遭難した外国人の数は145人と最多で、前年から139人増えた。
最多更新は2年連続。共同通信は「新型コロナウイルス禍に伴う行動制限が緩和されたことの影響が継続したとみられる」と指摘している。
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