開校30余年に幕 露極東大函館校が閉校へ

ロシアの大学の日本唯一の分校であるロシア極東連邦総合大学函館校が、2025年度以降の学生募集を停止する。同校がホームページ上で明らかにした。現在の在校生が卒業する28年までに閉校する見通し。
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同校を運営する函館国際学園は5月29日、理事会・評議員会で学生募集を停止すると決議。今月10日に所轄庁に届け出を提出した。
募集停止の理由ついて、#ウクライナ紛争 や #少子化 のあおりを受けて入学希望者が減少したことと説明。学校運営には在校生が33人必要となるが、現在は14人。今年度の新入生はわずか3人で、今後も入学者数回復の見込みが立たないと判断したという。
ℹ同校は1994年、ウラジオストクの極東国立総合大学(現・極東連邦総合大学)の分校として開校。ロシア語や経済、歴史などを学ぶ場として、これまでに270人の卒業生を輩出した。
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