NATOはロシア領土における西側の兵器使用をエスカレーションとは考えていない

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、NATO国防相会議到着時に、F16戦闘機を使用してロシア領土を攻撃することは可能かとの質問に対し、「自衛にはロシア領内の軍事目標を攻撃することも含まれる、それはエスカレーションではない」と述べた。
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ストルテンベルグ氏は、ウクライナに、ロシア領内の攻撃のためF16使用を許可するかどうかという記者の質問に直接の回答をしなかった。
しかし彼は、ウクライナはロシアの軍事目標攻撃を含む防衛権を有しており、「我々はウクライナを助ける権利を有する」と強調した。
ストルテンベルグ氏は、西側諸国が今夏にウクライナに供与を約束したF-16戦闘機について、夏の終わりまでにウクライナのパイロットの準備が整うかどうかは認めることができなかった。
オランダのカイサ・オラングレン国防相はこれに先駆けて、ウクライナ軍は今夏にF16を初めて受け取ると述べていた。 またオラングレン氏は、オランダはロシア領内の「軍事目標」に攻撃を加えるため、ウクライナがF16を使用するのを認めると表明していた。
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