米国がウクライナに「戦闘飛行隊」の供与を約束=ゼレンスキー氏

米国はウクライナに対し、対空ミサイルシステム「パトリオット」に加え、F-16を含む多数の戦闘機からなる「戦闘飛行隊」も供給する。ゼレンスキー氏がバイデン大統領との会談後にSNSへの投稿で明らかにした。
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ゼレンスキー氏とバイデン米大統領はウクライナと米国間の安全保障協定に署名した。ゼレンスキー氏はSNSに投稿した中で、「この合意には、パトリオットなどの先進的防衛システムに加え、とりわけF-16を含む戦闘スコードロン(「スコードロン」は通常、12機で構成)、しかも複数の戦闘スコードロンが含まれている」と記した。そのほか、この協定は他にもウクライナが必要とする武器の供給、及びこうした武器の共同生産をも規定しているという。
米政府によると、この協定には、ウクライナを守る上で米軍を使用するような義務は含まれていない。また、米国側からの資金的義務も含まれていない。あくまでも、ウクライナのニーズに対する長期的資金を含む安全保障上の義務を果たす上でバイデン政権が連邦議会に働きかけるという意向が含まれているだけとのこと。
CNNはこの協定について、「執行上の」地位しかないと報じている。つまり、議会の承認を必要としないことから法的効力は弱く、次期大統領は協定を破棄できるとのこと。
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