岸田首相との会談後、ゼレンスキー氏はSNSに投稿し、安全保障協定に署名したことを明かした。
「日本の岸田文雄首相と私はウクライナと日本の安全保障協定に署名したばかりだ。世界で最も経済的かつ技術的に発展した国の一つと交わした唯一無二の文書だ。日本は2024年、ウクライナに45億米ドルを提供し、10年間の協定期間を通じてウクライナを支援する」
また、日本からの支援には憲法の制約があることを念頭に、「日本にとってこうした合意や支援は、画期的なこと」とし、日本による連帯に謝意を表明した。
そのほか岸田首相はG7サミットのウクライナ情勢をテーマにした討議に参加した中で、ロシアに対する厳しい制裁を継続していく考えを示した。また、中国がロシアに軍事転用可能な物資を提供しているとの懸念を受けて、中国企業も含め、提供に関与した疑いのある団体に新たな制裁を科す方針を表明した。