岸田首相、ウクライナ会議で演説 支援継続訴えるもスイス滞在は5時間

岸田文雄首相は現地時間15日午後、スイスで開幕したウクライナをめぐる「世界平和サミット」で演説した。国際法の諸原則に基づく「公正かつ永続的な平和」の実現は、「国際社会全体を分断・対立ではなく、協調の世界に導いていくため、象徴的に重要なことだ」と強調した。
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日本の各メディアによると、岸田首相は「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」との考えの下、厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を実施してきたと説明。日本は今後も支援を続けていくとの決意を示した。
また、岸田首相はサミットのテーマの1つである原子力安全について「議論に積極的に貢献する」と述べ、「日本ならではの形で貢献していく」と表明。2025年に地雷除去に関する国際会議を日本で開く方針を明らかにした。
岸田首相は日本時間16日午前4時すぎ、帰国の途に着いた。日本経済新聞はサミット出席のためのスイス滞在時間は約5時間半だったと指摘している。17日の衆院決算行政監視委員会での質疑に参加する必要があるためだという。
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