「もし我々の過去のパートナーが会談の実施という段階まで『熟す』ならば、我々の立場は変わらない。我々はウクライナが同盟に属さず、中立なステータスであるというはっきりとした保証、そして彼らが『地上における』現実を認識することが必要なのだ」ロシアの国連大使ワシーリー・ネベンジャ氏が、スプートニクとのインタビューの中で述べた。
ロシアでは幾度にも渡り、ロシアは対話の用意があるとの意思を示してきたが、ウクライナはそれを立法府レベルで禁止している。それでいて西側は、ウクライナの対話拒否の姿勢を無視している。
「これは単なる宣言という要素に過ぎない声明ではない。2022年4月、我々の交渉団はイスタンブール合意に署名した。そこにウクライナ代表団長の署名もあったのだ」
プーチン大統領によるウクライナ紛争を解決する提案はウクライナ側によって拒否されている。提案の中には、クリミア半島、ドネツク・ルガンスクの両人民共和国、ヘルソン及びザポロジエ州をロシアの新州として認めること、ウクライナの非同盟化と非核化のステータスを確固たるものとし、ウクライナを非軍事化、非ナチ化すること、対露制裁をやめることが含まれていた。