【視点】埼玉県川口市の「クルド人問題」 現地の人が正しい 日本政府は動きが鈍い=日本人ジャーナリスト

埼玉県南部の川口市などでは最近、在住クルド人を非難する地元の人々のデモが相次いでいる。「強制送還せよ」と訴えるデモが毎週のように行なわれている。スプートニクは地元住民が抱く不満の理由を理解するため、ジャーナリストの石井孝明氏に取材を依頼した。
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石井氏は自身が運営する外国人問題・経済安全保障問題を取り扱うサイトで、「在日クルド人は埼玉県でトラブルを多く起こしており、その集団が日本人が共生することは不可能と私は考えている」としている。同氏は、6月10日に施行された改正入管法に言及し、「こうした取り組みで彼らの数が大幅に減ってクルド人集団が解体に向かい、埼玉県に平穏が戻ることを期待している」と記している。
スプートニクはクルド人問題について、石井氏に書面インタビューを行った。
スプートニク: クルド人に対する地元住民の不満(デモやSNS上の怒りの声にあらわれてれています)には、どの程度正当性があるのでしょうか?
石井氏:この問題は、明らかに、現地の人が正しいです。日本人は第二次世界大戦の敗北後、外国人と仲良くしなさいと社会、政府に教え込まれます。これはドイツと似たところがあります。現地人への差別はありません。
クルド人の法律違反に加え、警察による摘発は難しい迷惑行為、グレーゾーンの行為が問題になっています。具体的には、危険運転、改造車乗り回しと夜の騒音、ゴミ捨てのルールを守らずポイ捨てをする、深夜に集まり大声で会話する、放尿、地域からの孤立、企業による不法投棄、若いクルド人男性による日本人女性へのセクシャルハラスメント(つまりナンパ行為)、未就学児童の増加と一部の不良化という日本人にとって迷惑な行為があります。
石井孝明
住民は恐怖を抱いています。ソ連崩壊の後で、モスクワは外国マフィアだらけになったとききます。そこまでではないですが同じような恐怖を、川口市民は感じています。
スプートニク:クルド人のみに責任があるとしたら、それはどのような場合でしょうか(例えば、言葉や文化を知らないなどの理由)?彼らが日本社会に溶け込むためには何が足りないのでしょうか?
石井氏:クルド人は不法滞在で、難民申請をして日本に滞在し続けています。クルド人の迫害はトルコにありません。これは制度設計のミスです。クルド人は、徴兵から逃げるため、日本での良い生活のために、日本に逃亡します。責任は、日本に不法滞在するクルド人に全てあります。
そもそも小学校以上の学校を出ていない。しかもPKK(国際テロ組織)もいる。
スプートニク:行政はできることを全て行っているのでしょうか?当局や地元住民がさらにできることはありますか?
石井氏:日本政府は動きが鈍い。人権問題と重なるので。西欧、アメリカの今と似ている。ようやく、入管法を改正して強制送還をしやすくなりました。しかし、ゆるい。ロシアのようなことはできない。私は、彼らの数を減らすべきと考えています。
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