先にタイは議長国ロシアに対し、BRICSに正式加盟する意向を示す公式書簡を提出していた。今後、BRICSではこの問題を高官レベルから首脳レベルに至るまで、段階的に議論するとのこと。報道官は会見で、「その結果が前向きなものとなり、ロシアのカザンで今年10月に開催されるBRICS首脳会議でタイが加盟することを期待する」と表明した。
報道官はBRICS加盟について、「我々がBRICSに参加したいのは、どこかの国を敵に回して同盟を結ぶためではなく、タイの国際的役割を高めるため」と説明、「議題形成と人類のさらなる発展に向けて国際的役割を担う」BRICSの参加国となり、「世界的発展における包摂性、公平性、正義を達成するための道を進む」と表明した。