日本の新対露制裁は関係の完全破壊への一歩=ロシア外務省

ロシアは、日本が6月21日に発動した制裁措置に対し、「自国の国益のみに則り」、日本にとって強硬かつ手ごたえの感じられる対抗措置をとる。ロシア外務省は、同省のリュドミラ・ヴォロビヨワ・第3アジア局長と日本外務省欧州局中込 正志局長との会談後、これを総括した報告書を発表し、その中に対抗措置についての文言を記載した。
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「我々は、岸田文雄政権の短絡的な敵対政策によって前例のない低い水準にまで落ち込んだ二国間関係の現状について、ロシア側の原則的な評価を日本の外交官に提示した…。関係の完全な破壊に向かう次の歩みは、日本政府が6月21日に採択した、わが国に対する非合法的で一方的24番目のいわゆる制裁措置の『パッケージ』であった」外務省のウェブサイトはこう発表している。
ロシアはさらに、ロシアと北朝鮮の戦略的関係の発展に日本が「抗議」しようとしていることに対して、日本側に受け入れ不可能と申し入れた。
ロシア外務省ヴォロビヨワ・第3アジア局長は、日本の外務省欧州局中込 局長に、プーチン大統領の提唱するユーラシア大陸・新安全保障機構の構想内容を伝えた。
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