「木曜日(編集:6月27日の討論会)でバイデン氏が非常に悪い成績を出した場合にありうる究極の可能性のひとつとして、私が(消息筋から)聞かされているのは、8月のシカゴでの民主党大会にバイデン氏が出席し、指名争いの勝者としての祝福を受けた後、指名を取り下げ、(出馬の可能性の)プロセスを万人に開放するという合意にバイデン氏と彼の家族のアドバイザーとの間では達しているということだ」ハーシュ氏は、プラットフォーム「Substack」上のブログにこうした記事を発表した。
ハーシュ氏の情報筋は、その場合、民主党推薦の候補者になりうる人物は、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏か、イリノイ州知事のジェイ・プリツカー氏だと指摘している。「(バイデン)大統領の旧友が私との会話で、党内でこのような会話が交わされている事実を認めた」とハーシュ氏は補足した。
バイデン氏とトランプ氏の最初の討論会は6月27日にアトランタで開催される。バイデン大統領はその準備のために1週間ほど公の場から姿を消す可能性がある。バイデン氏は現在、郊外の官邸に滞在中。ホワイトハウスは週末と来週1週間の行事日程についてはまだ明かしていない。