ウクライナがイスラエルに制裁、「非友好的措置」に反発

イスラエルがウクライナ国民のビザなし渡航を廃止したことを受け、ウクライナ側は対抗措置として同国民の入国制限を導入する。ウクライナの在イスラエル大使館がSNSへの投稿で発表した。
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ウクライナとイスラエルは2010年、ビザなし渡航政策を導入したものの、先にイスラエルはウクライナを含む諸外国の国民に対し、入国に際して滞在許可(最長90日間)の申請を義務付けた。これによりウクライナ国民の入国が制限され、「二国間関係は緊張」しているという。これに伴い、ウクライナ側もイスラエル国民のビザなし渡航を中止するとのこと。
大使館によると、ウクライナは巡礼者を含むイスラエル国民の入国も制限するという。イスラエルではガリツィア(ウクライナ南西部)のユダヤ人コミュニティで誕生した宗教運動、ハシディズムも支持を集めている。ハシディズムの一派、ブラツラフ派の信者は毎年、ウクライナ中部チェルカースィ州のウマン市を巡礼している。ウマン市には一派の創始者、ラビ・ナハマン・ブラツラフ(1772-1810)の墓がある。
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