この調査は政府が2013年から5年ごとに続けている。今回は日本のほか、米国、フランス、ドイツ、スウェーデンに暮らす13歳から29歳の人を対象にインターネットを通じて実施した(実施記事は2023年11月から12月)。
これによると、日本では「自分自身に満足している」と答えた人は57%で、前回の調査から12ポイント上がったものの、欧米4か国ではフランスの76%をトップに、いずれも70%を超えており、日本は最下位。
また、「自国の将来は明るい」と答えた人は23%と前回より8ポイント下がり、最も低い。日本以外の国は50%から60%ほどとなっている。
政府は貧困対策や教育、就労支援の強化などを通じて、子どもや若者の意識変化に努めていくとしている。