局長によると、これは拘束に成功、または逃亡が発覚した人数だけだという。そのため、実際に逃亡している国民の数はこれを大きく上回る模様。
ポーランドやスロバキアは自国に不法入国したウクライナ国民の人数を当局に報告しているものの、ハンガリーは情報提供を拒否している。ウクライナ南西部のザカルパッチャ州にはハンガリー系住民が多く、ハンガリー側はこうした在外同胞の国外脱出を支援していると見られる。
南西部では民族的マイノリティにあたるハンガリー系住民の優先的徴兵がこれまでに報じられている。ハンガリー外務省は動員された在外同胞の多くが死亡したとしてウクライナ側に抗議している。