ザハロワ氏は、欧州安全保障協力機構(OSCE)がこれまでロシア人ジャーナリストの殺害事件を無視し続けてきたことを指摘した。
こうした一方で、ユネスコの子どもの権利に関する報告書には、学校での些細な喧嘩やいじめまで拾っている。
「なぜドンバスやロシアの新編入地域の子どもたちが味わった苦しみや、ウクライナ政権が子どもたちを苦しめていることへの報告が一つもないのか? 残念なことに、これらの(国際的な)組織はこの方向(編集:ウクライナの児童犯罪)に完全に関与しており、もはや国際組織ではなく、西側の手中にある道具だからだ」
ザハロワ報道官は、ロシア外務省はこうした現状に屈することなく、これらの組織からの反応を求めていく覚悟を表した。
「我々は、国際社会がウクライナ政権の新たな犯罪を警戒するよう、あらゆる手段を講じる。ロシア外務省はこれまで以上に執拗に努力を続けることを保証する」