円相場、1ドル=159円台後半まで値下がり

24日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=159円台後半まで値下がりした。米国での利下げが遅れるとの見方から日米での金利差が意識され、円売り・ドル買いが優勢となっている。
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円相場の値下がりを受け、鈴木財務相は24日午前、記者団に対し「為替相場の過度な変化は望ましくない」とし、「市場の動向をみて必要に応じて適切な対応をとっていきたい」と述べ、市場の動きを牽制した。
また、節目となる1ドル=160円台に迫る中で、財務省の神田財務官は「過度な変動があれば国民経済に悪い影響をもたらす。適切な行動をいつでも取る用意がある」と語った。市場介入の準備状況については「特定の水準は考えていない」と答えた。
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