日露間の意思疎通の機会を確保することは重要=林官房長官

林官房長官は24日午前の会見で、21日にモスクワでロシア外務省のリュドミラ・ヴォロビョワ・アジア第三局長と日本外務省の中込正志・欧州局長が会談したことについて、「日露間の意思疎通の機会を確保することは重要であり、意義があった」とコメントした。
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林氏によると、会談で日本側はウクライナ情勢に関する日本政府の立場を説明した。また、プーチン大統領の北朝鮮訪問を含め、ロシアが北朝鮮と軍事協力を進めていることに対し、日本側の懸念や憂慮を伝えた。これに対し、ロシア側からはロシア側の立場に基づく発言があったという。
林氏は、ウクライナ情勢により日露関係は厳しい状況にあるとしつつ、「そのような中にあっても、日露間の意思疎通の機会を確保し、日本側の立場や考え方を伝えることは重要であり、今回の会談には意義があった」との考えを示した。
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