日本人学校バス襲撃事件 中国の反応は

江蘇省蘇州市で起きた日本人学校のスクールバス襲撃事件について、現地在住の日本人や地元住民の間には衝撃と不安の声が広がっている。また、中国外務省も事件について触れ、「誠に遺憾」と表明した。
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テレビ朝日の取材によると、事件現場近くに住む住民は「多くの中国人はこうした事件に心を痛めている。日本の人たちに申し訳ない気持ちだ」と胸中を語ったという。
中国・蘇州の日本人学校バス襲撃事件 男を拘束
また、現地の日本人は「子どもが怖がり、外に出たがらない。(刺された中国人女性に対し)子どもを守ろうとしてくれたのだと思うが、いたたまれない」と答えた。
中国外務省の毛寧報道官は25日の記者会見で、「このような事件が起きたことは遺憾だ」とする一方、事件の発生は「初歩的な判断では偶発的」と説明。その上で「中国は世界が認める最も安全な国の一つ。有効な措置を講じ、外国人の安全を守る」と述べた。
なお、日本の林芳正官房長官は事件について「現地当局に対し、再発防止および詳細情報の共有を含めた申し入れを行った」と明らかにしている。
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