長さ3.5センチ、厚さ0.6センチのこのインプラントは、脳に常に軽い電気刺激を与えて電気経路を遮断し、てんかん発作の回数を80%減少させるものである。この手術をする前、彼は1日に100回もの発作を起こしていた。インプラントを埋め込む前は、24時間体制でケアが必要だった。今では発作の回数も程度も減って、結果的に生活の質が向上した。少年の母親は、彼がよりおしゃべりになり、物事に熱中するようになった、と話している。