警察によると、3人は静岡県側の火口の内側で発見され、それぞれ別の場所で倒れていたという。
経緯としては、今月21日に登山に出発し、22日を境に家族と連絡が取れなくなっていた男性(53)を捜索中、男性を含む3人を発見したとのこと。
また、山梨県側の8合目付近でも別の登山者が意識不明となり、救急搬送されていたが死亡が確認された。警察は、閉山中の登山自粛を呼びかけている。
閉山中の富士山での事故 近年の例は
2014年1月、富士山の標高3500メートル付近で26歳男性が心肺停止の状態で発見され、ヘリコプターで緊急搬送されたが死亡した。
2022年末、登山に出かけ、行方不明になっていた28歳男性が翌年1月、心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認された。
2023年10月、富士宮口の6合目付近を登山中の50代男性が体調不良を訴えた後、心肺停止状態となり、病院へ搬送された。