琉球新報などによると、エバンス准将は「深い懸念を持っており、皆さんにご心配をおかけしていることを遺憾に思う」と述べた。一方で米側からの被害者に対する直接的な謝罪の文言はなかった。米軍は裁判に全面的に協力するという。
県側は抗議文で「米兵による非人間的で卑劣な犯罪は、女性の人権を蹂躙する重大かつ悪質なもの。断じて許せず、強い憤りを覚える」と非難。また、容疑者が3月に起訴されていたのに、これまで県に説明がなかったことも問題だと指摘した。
在日米軍による性犯罪はこれまでにも度々起こっている。1995年の米兵3人による女子小学生の集団暴行事件では、日米地位協定で容疑者が引き渡されなかったこともあり、反米感情の高揚や制度見直しを求める抗議につながった。