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エルニーニョ現象はもうなくなる=専門家

エルニーニョ現象は無くなり、より中和されたフェーズに移行するが、エルニーニョが地球の気温に与える影響は残り続けるため、6月は観測史上、最も暑い月になる恐れがある。ロシア気象センターのロマン・ヴェリファンド学術所長はスプートニクからの取材にこう語った。
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ヴェリファンド氏は、現在、地球上に熱が逃げないで籠っているのはエルニーニョ現象のせいではなく、エルニーニョ現象による影響で、北半球、南半球の温帯地帯の気温が高くなっていると説明している。

「5月、エルニーニョ現象はもう弱くなっているにもかかわらず、気温は最高値に達していた。これから考えると、6月は最高気温の月のベスト3に入るくらい上がる可能性が大きい。エルニーニョ現象の影響はまだまだ長く続くだろう」

エルニーニョ現象が起きると、太平洋の赤道直下の海面付近の気温を異常なほどの高温に上がる。海洋の潮の流れの変化の特徴は、エルニーニョ・南方振動が起きる場合、大気中の熱は急激に海中に潜ろうとし、エルニーニョ現象では熱が海から大気へ流れようとする。
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