文部科学省は外国籍の子どもが社会で自立していくために高校で適切な教育を受けることが重要だとし、公立高校入試で外国籍の生徒を対象にした特別枠を設けることや、試験問題の漢字にルビをふったり、辞書の持ち込みを認めたりするなどの配慮を求めている。文部科学省によると、日本語指導が必要な外国籍の児童や生徒は全国で4万7000人余り(2021年)と過去10年で約1.8倍に増えている。