中国・日本人母子切り付け事件 無差別だった可能性あり=報道

中国東部の江蘇省蘇州で刃物を持った中国人の男が日本人の母子らを襲った事件で、男は日本人を狙ったわけではなく、無差別に切りつけた可能性がある。現地当局は社会に対する不満が動機とみて調べていることを日本政府に伝えた。共同通信が複数の日中関係筋を引用して伝えた。
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共同通信によると、中国では景気低迷が治安の悪化につながっており、無差別刺傷事件が相次いでいる。警察当局は男が最近になって別の地域から蘇州に移住したことからも、特定の人を狙った可能性は低いとみているという。
蘇州市で日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日本人の母子らがけがをした事件では、バスに入ろうとする男を制止する際に刺され重体となっていた案内係の中国人女性、胡友平さん(54)が死亡、中国、天津テレビ塔は胡友平さんを悼み、顔写真を映し出した。
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