大企業製造業の業況判断DIは、前回の3月調査から2ポイント上昇のプラス13だった。価格転嫁が進む紙・パルプが改善。認証不正問題で停止していた自動車の生産・出荷の再開などが景況感の回復に寄与した。一方、大企業非製造業の業況判断DIは1ポイント下落のプラス33となり、16四半期ぶりに悪化した。悪化は2020年6月以来4年ぶり。「宿泊・飲食サービス」などは、円安や物価高が景況感を下押ししたとみられている。