2024年1月から11月までに値上げされる食品は1万86品目となり、3年連続で1万品目を超える見通し。品目別では「酒類・飲料」が全体の半数近くに上る。次いで、原料のカカオ豆が高騰したチョコレート製品などの「菓子」となっている。原材料高や物流費に加え、円安や人件費も値上げの理由としてあげる割合が増えている。東京外国為替市場の円相場は先月28日、一時1ドル=161円台をつけ、約37年半ぶりの円安ドル高水準を更新した。