日銀は公式ホームページで、現行の紙幣について「新券が発行されたあとも引き続き通用し、新券に交換する必要はない」と説明。その上で、「旧紙幣が使えなくなる」などといった誤情報や詐欺行為などに警戒するよう促している。
紙幣のデザイン刷新は現行の紙幣が発行された2004年以来20年ぶりで、一万円札、五千円札、千円札が対象。見る角度によって肖像が回転する最先端技術「3Dホログラム」が世界で初めて採用されるなどして、偽造防止の強化が図られる。
日銀によると、新紙幣はあす朝以降に各金融機関に引き渡され、順次取り扱いが開始されるという。