皇室の男系継承を掲げる集会 麻生氏は仕組み変更に慎重論

2日、皇室の伝統的な男系継承を掲げる集会が開催され、与野党の国会議員が出席した。共同通信が報じた。
この記事をSputnikで読む

与野党の代表らの見解

自民党の麻生太郎副総裁:秋篠宮さまの次は長男悠仁さまという流れをゆるがせにしてはならない。 皇位継承の仕組みの大幅変更は極めて慎重に対処すべき。国論を二分せず、立法府の合意形成に全力を尽くす。
立憲民主党の野田国義氏:国民世論の動向も踏まえるべき。各党派と丁寧な議論し、立法府の総意を形成すべき。
日本維新の会の馬場伸幸代表:結論の先延ばしで他国との交渉などに支障が出ることを懸念。
皇室の男系継承を掲げる集会

今回の与野党議員の見解に対する国民の反応

「国論は二分になんかなりません。国民の8割9割は愛子天皇に賛成しているんですよ。どこを見て政治してるの?国民の総意は愛子天皇ですよ」
「天皇は国民統合の象徴なのだから国民投票をして決定すればよい」
「天皇は国民の象徴であるならなおさら国民大多数の意見を尊重するのが筋ではないのか」
「天皇制を継続するなら男系女系関係なく
天皇陛下の第一子を皇太子殿下にするべきです」
これまで、皇位継承問題についての歴代の首相、内閣官房長官、宮内庁長官から出された見解は一様に「男系による皇位継承」を「安定的」とし、これを妥当とする路線から外れたことがない。
それに反して、今回の集会に先立ち、4月27日に共同通信が実施の皇室に関する世論調査では、女性天皇を認めることに日本国民の90%が賛同し、その理由として「天皇の役割に男女は関係ない」という回答が最多だった。
コメント