防衛相、海自に「特別防衛監察」を指示 川重の接待疑惑

川崎重工社員が海上自衛隊の潜水艦修理に絡み隊員に金品や接待を供与していた疑惑で、木原稔防衛相は5日、防衛監察本部に「特別防衛監察」を行うよう指示したと明らかにした。日本の各メディアが伝えた。
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読売新聞などによると、木原防衛相は「疑いの段階とはいえ、厳正に対処せねばならない」との考えを示した。
問題は川崎重工が大阪国税局の税務調査を受ける中で発覚。4月に川重から防衛省側に通報があり、調査委員会を設置していた。
特別防衛監察は重大な不正、倫理違反が疑われる事案を対象に行われる。これまでに、南スーダン日報隠蔽問題や2022年に発覚した自衛隊内のセクハラ事件などで実施された。
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