読売新聞などによると、木原防衛相は「疑いの段階とはいえ、厳正に対処せねばならない」との考えを示した。問題は川崎重工が大阪国税局の税務調査を受ける中で発覚。4月に川重から防衛省側に通報があり、調査委員会を設置していた。特別防衛監察は重大な不正、倫理違反が疑われる事案を対象に行われる。これまでに、南スーダン日報隠蔽問題や2022年に発覚した自衛隊内のセクハラ事件などで実施された。