岸田首相、米国に出発 NATOサミット参加へ

日本の岸田文雄首相は10日午後、米ワシントンでのNATO首脳サミットに参加するため、羽田空港を出発した。今会合では、日NATO間が機密情報用の専用回線設置で合意すると報じられている。
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日本メディアによると、岸田首相は出発前に官邸で「欧州大西洋とアジア太平洋の安全保障は不可分という認識を各国首脳と確認し、日本を含むインド太平洋のパートナーとNATOの協力を確認したい」と述べた。
岸田首相は訪米中、英国のスターマー新首相や韓国の尹大統領とはじめ、オランダ、スウェーデン、フィンランド首脳らと2国間会談を行う。さらに日韓豪ニュージーランドの「IP4」、「IP4」にウクライナのゼレンスキー大統領を加えた多国間会合も行うとしている。
米国訪問後はドイツを訪れ、ショルツ首相と会談し、安全保障や経済分野での協力促進を議論する。
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