被告の米兵「私は無罪」と否認 沖縄少女わいせつ誘拐

沖縄県内で16歳未満の少女を誘拐し性的暴行を行ったとして、不同意性交とわいせつ誘拐罪に問われた在日米空軍兵長、ブレノン・ワシントン被告(25)の初公判が12日、那覇地裁で開かれた。
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産経新聞などによると、ワシントン被告は「私は無実。誘拐もレイプもしていない」と、検察の起訴内容を否認した。
不同意性交等罪は、たとえ見かけ上は同意があっても、被害者が13歳未満の子どもである場合や、13~16歳未満で加害者が5歳以上年上である場合には適用される。
事件は12月末に発生。容疑者は今年3月に起訴されていたものの、本来あるべきだった政府や米軍から沖縄県への通報はなかった。警察が「被害者のプライバシー保護」を理由に報道発表を控えていたことも問題視された。玉城デニー知事ら県側は、米軍や政府に対し再発防止の徹底、通報体制の見直しを求めて抗議した。
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