BRICS議長国としてのロシア 半年が経過 達成と今後の予定

ロシアのBRICSの議長国としてのスタートは、新メンバーの歴史的な加盟と重なった。エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦、サウジアラビアがBRICSに新たに加わった。現加盟国のロシア、インド、中国、南アフリカ共和国と合わせ、これでBRICS加盟国は10カ国に達した。
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2024年の年明け以来、ロシアが議長国を務めた6カ月の間にBRICSでは教育・スポーツ・保健大臣会議、最高検察庁官、最高裁判事会議、外相会議など、48の行事が行われた。
2024年度のロシアのBRICS議長国の期間全体ではロシア全土11の地域で合計250を超える行事が予定されている。そのクライマックスとなるのが、2024年10月22~24日にタタールスタン共和国の首都カザンで行われる第14回BRICSサミットだ。
ロシアは議長国としての最優先課題に、経済パートナーシップの発展、科学イノベーション分野の協力、安全保障とテロ対策、文化スポーツ若者の交流を含めている。この他、国際通貨金融システムや自国通貨決済にアクセントを置いた銀行間協力の拡大において、BRICS諸国の役割を向上し、強化することに特にアクセントを置いている。
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