ロシア外務省によると、日本側から外交ルートを通じてシグナリヌイ島の灯台の明かりが消えているとの連絡があり、同水域での日本漁船によるコンブ漁を含む安全な航行を確保するために灯台の安定した稼働を求められた。
「これを受け、ロシア側は起こり得る事故を未然に防ぐために、予定されている灯台の修理・保守作業が完了するまで、シグナリヌイ島周辺での日本の操業を7月15日から停止することを決定した」。ロシア外務省が発表した。
ℹシグナリヌイ島周辺におけるコンブ漁は、5月に交渉が妥結。操業期間は昨年と同じ6月1日~9月30日となっていた。