西側諸国はウクライナで望む結果を達成していない=トルコ大統領

西側諸国はありとあらゆる支援にもかかわらず、ウクライナで期待された成果をまだ達成していない。トルコのエルドアン大統領はこのような見解を示している。
この記事をSputnikで読む

「世界は急速に変化している。こうした急速な変化のなかでは、大国の役割が特に重要だ。(中略)例えば、ロシアは中国と連帯している。この状況は、西側諸国の間で深刻な懸念を呼んでいる。西側諸国はウクライナに対して財政支援や武器・弾薬を含むありとあらゆる支援を提供している。これらすべての支援にもかかわらず、彼らはウクライナで期待した成果をまだ達成していない。現時点における彼らの主な保証はNATOの存在だ。NATOは大きな力であり、これが彼らにいくらかの安心感を与えている」

エルドアン大統領は米ワシントンから帰国する機内で記者団にこのように語った。
ロシアは、ウクライナへの武器供給が紛争解決を妨げ、NATO諸国を直接紛争に巻き込んでいると考えている。ロシアのラブロフ外相は、ウクライナ向けの武器を含んだ貨物はロシアにとって正当な標的になると指摘。同氏によると、米国とNATOは武器の供給だけでなく、英国、ドイツ、イタリアなどの国々で人材を訓練することによって紛争に直接関与しているという。
コメント