サミットは1997年から3年ごとに開催されており、今回で10回目。パラオやミクロネシア連邦など16の島嶼国・地域の首脳らのほか、オーストラリア、ニュージーランドの閣僚級が参加し、岸田首相が共同議長を務める。日本は安全保障分野をはじめ、気候変動や技術など7分野での連携強化を打ち出す。島嶼国は、アジアと米大陸をつなぐシーレーンに位置する戦略的要衝で、米中が覇権争いを繰り広げている。日本も島嶼国との信頼関係を強化し、中国に対抗する。